この記事では、携帯電話回線を契約したなら
必ず毎月請求される、ユニバーサルサービス料金
についてまとめていきたいと思います。
ユニバーサルサービス料によって
毎月必ず数円が請求されますよね。
随時発表されたら更新していきますので
見守っていただければ幸いです。
ユニバーサルサービス料とは
TCA(電気通信事業者協会)の
公式ページによりますと、以下の通りです。
電話のユニバーサルサービスとは、日本全国で提供されている加入電話、公衆電話、緊急通報(110番・118番・119番)の電話サービスです。 電話会社約30社が協力して必要な費用を負担する「ユニバーサルサービス制度」が平成18年度にスタートしました。
なお、平成23年4月の改正により、加入電話に相当する光IP電話についても新たにユニバーサルサービスの対象となりました。
要は、緊急通報(110番・118番・119番)を
家庭の添え置き電話機や、携帯電話・スマートフォンや
公衆電話から無料で電話ができるように
電話会社約30社の契約者の方々が
ユニバーサルサービス料として支払い
維持していきましょう。
といった運用の事ですね。
ユニバーサルサービス料の価格推移は?
こちらもTCA(電気通信事業者協会)の
公式ページに番号単価と称して
ユニバーサルサービス料の価格の発表履歴が
記載されております。
確認できるのは、2007年(平成19年)1月からですが
表にしてまとめてみましたので
記載しておきます。
期間 | ユニバーサル サービス料 |
2007年1月~6月 (平成19年) |
7円/月 |
2007年7月~12月 (平成19年) |
7円/月 |
2008年1月~6月 (平成20年) |
6円/月 |
2008年7月 (平成20年) ~2009年1月 (平成21年) |
6円/月 |
2009年2月~6月 (平成21年) |
8円/月 |
2009年7月 (平成21年) ~2010年1月 (平成22年) |
8円/月 |
2010年2月~6月 (平成22年) |
8円/月 |
2010年7月 (平成22年) ~2011年1月 (平成23年) |
8円/月 |
2011年2月~6月 (平成23年) |
7円/月 |
2011年7月~12月 (平成23年) |
7円/月 |
2012年1月~6月 (平成24年) |
5円/月 |
2012年7月~12月 (平成24年) |
3円/月 |
2013年1月~6月 (平成25年) |
3円/月 |
2013年7月~12月 (平成25年) |
3円/月 |
2014年1月~6月 (平成26年) |
3円/月 |
2014年7月~12月 (平成26年) |
3円/月 |
2015年1月~6月 (平成27年) |
2円/月 |
2015年7月~12月 (平成27年) |
2円/月 |
2016年1月~6月 (平成28年) |
2円/月 |
2016年7月~12月 (平成28年) |
3円/月 |
2017年1月~6月 (平成29年) |
2円/月 |
2017年7月~12月 (平成29年) |
3円/月 |
2018年1月~6月 (平成30年) |
2円/月 |
※2017/12/18:2018年1月~6月分を更新いたしました。
ユニバーサルサービス料が高い時は毎月8円?!
2007年(平成19年)の当時は
ユニバーサルサービス料の番号単価は
毎月7円だったのですね。
一番高い時期は2009年(平成21年)から
2011年(平成23年)1月までで
毎月8円となっております。
2017年4月現在は毎月2円となっていることから
一般電話や携帯電話やIP電話などの
ユニバーサルサービス料を負担する
電話番号が、かなりの数が増加したと考えられます。
現在は算定対象電気通信番号が桁違いに増加?!
実際資料を拝見してみると
2007年(平成19年)の資料では
・平成18年6月末の算定対象電気通信番号の総数が
179,209,533番号
2017年(平成29年)の資料では
・修正番号単価の適用を開始する
2017年(平成29年)7月から12月までの
予測算定対象電気通信番号の総数の合計が
1,461,408,217番号
以上の番号数となっており
桁が違う程増えておりますね。
また、新しい発表があったり
気付いた点がありましたら
追記や修正などをして
お知らせしたいと思います。
初回投稿日:2017/4/27
参照元:ユニバーサルサービス支援業務